今回は、本当の自分に目醒める方法のポイント①『自分の現状を認める勇気』の続き、ポイント②をお届けします。
ポイント②自分の限界を突破する勇気
本当の自分に目醒める方法のポイント②は
ずばり、『自分の限界を突破する勇気』です。
ポイント①と同様、これなくして目醒めに到達することは不可能と言ってもいいでしょう。
それでは、『自分の限界を突破する勇気』が、なぜそれほど重要なのかをお話ししていきたいと思います。
囚われをすべて見つけるのは不可能
まずは、いつもこちら↓
人は、育てられる中で、親や身の回りの人、学校、世間などから、いろいろな「考え方」や「正しさ」などを刷り込まれます。
周りの人の発言や態度により、ブロックと呼ばれる間違った思い込みができたり
衝撃的な思いをすることによって、トラウマと呼ばれる思い込みができることもあります。
そして実はそれ以前に、遺伝子レベルで、恐れや罪悪感をもち、我慢や犠牲の精神で自分を抑えてしまう性質も、私たち人間には備わっています。
自分の気持ちや考えだと思っていても、誰しも知らず知らずのうちにこういった何かに囚われているものなのです。
そして、目醒めるということは、こういった様々な無意識の「囚われ」を手放し、魂の自分そのままで生きるということ。
自我(エゴ)で生きる人生から、真我(魂)で生きる人生へと進化するということです。
このように、人はたくさんの囚われを無意識に持っています。
そして、目醒めるということは、こういった、本来の自分の考えではない、様々な無意識の「囚われ」から抜け出すということです。
では、このような様々な囚われに、ひとつひとつ気付いていき、全部をクリアできれば、目醒めに到達するのでしょうか?
はい、確かに、全部をクリアできれば、目醒めに到達すると言えるでしょう。
しかし、方法として、何かのワークやセッションなどを取り入れたとしても、囚われ全てを、見つけることは、ほぼ不可能です。
なぜなら、一つの囚われがあることで、そのフィルターを通して物事を見ては、また違う思い込みができ、という繰り返しをしながら、何十年も生きているのです。
そしてそもそも、この世の全ての人が、遺伝子レベルで恐れや罪悪感をもち、我慢や犠牲の精神で自分を抑えてしまう性質を持っています。
ということは、それが前提で当たり前になってしまっているということです。
全てを探そうとしても、相当な時間が必要になるでしょう。
その上、見つけただけでは、ダメなのです。
まずは、自分が囚われていたと認められるかが問題です。
そして、囚われていた時の意識状態から、囚われが外れた意識へと、変わる必要があります。
意識というのは、囚われを見つけた時点で変わる場合もありますが、そのままでは変わらないパターンの方が多いでしょう。
そうすると、そこでまた、意識を変えるための行動が必要になります。
ですから、囚われ自体にアプローチすることも必要ないとは言いませんが、それだけでは目醒めに至ることは不可能と言ってもいいでしょう。
そこで有効になるのが、『自分の限界を突破する勇気』なのです。
自分の限界を突破する勇気を出して、大きな挑戦をする時、人はエゴの入る隙間がないくらいの本気にならざるを得ません。
この「本気」こそ、純粋に本当の自分(魂)から出ているものだからです。
この時、人は、様々な囚われに目を向けることなく(何かに囚われずに)、目醒めの次元へ向かっている状態と言えます。
ですから、自分の限界を突破する勇気を出して、本気で挑戦をしていくと、その中で、自然に囚われていたものに気づきながら、いつの間にか、囚われから抜け出すことができ、目醒めに至ることが可能となります。
もちろん、人によっては、囚われに直接アプローチすることがある程度必要な場合もありますが、そうだとしても、やはり『自分の限界を突破する勇気』ありきなのです。
目醒めれば当たり前の世界
ところで、みなさんは今、目醒める前の状態で、もしも自分が本当にやりたいことがわかったり、使命だとはっきり言えるものがわかったとして、すぐに「やってみよう」となると思いますか?
内容にもよりますが、もしかしたら「準備や勉強をしっかりしないとできない」「影響力を持たないとできない」「心の準備が・・・」など、いますぐにできない理由がいろいろ出てくるかもしれません。
しかし、それに従ってしまうようでは、残念ながら、目醒めの世界に行くことは不可能です。
実際に、事前の準備や勉強が何も必要ないとは言いません。
影響力もあった方がいいです。
しかし、おそらくみなさんお気付きのように、本当に重要なのは、そこではありません。
重要なのは、経験です。
経験の中でしか、本当の意味で学んで吸収していけないことがほとんどなのですから。
このように、「やりたいと思ったことにすぐに取り掛かり、経験を重ねる中で、学んで吸収して深めていくことが、当たり前」になるのが、目醒めた世界です。
ですから、今の世界から目醒めた世界にいくためには、どれだけ挑戦が苦手だとしても、挑戦が当たり前にできる目醒めた世界の自分に、自ら「なろうとする」必要があります。
未来の自分は迎えに来ない
また、もしかしたら「目醒めさえすれば、きっとやりたいことに挑戦ができる自分になるだろう」とか、「いつかできる自分になるはずだ」という感覚の方も、いるかもしれません。
私自身、コーチになってからでさえも、そのような感覚にどっぷりと浸かっていました。
「きっと使命が発揮できるように導かれる」「未来の自分は、きっとすごいはずだ」と、
まるで、未来のすごい自分が迎えにきてくれるかのように、何かに期待をしていました。
私は数年前、自分がやるべき使命はなんだろう?と模索する中で、尊敬できるコーチにご縁があり、初めて「本格的に仕事にしていくものを学んで身につける」という大きなチャレンジをしました。
そしてコーチの認定を受けたものの、セッションする度に、「うまくできない」「どう思われたか」などの結果や評価ばかりに気を取られ、精神的にキツくてキツくて、私は一度コーチ業から離れました。
挫折です。
正確にいうと、同時期に、私は「本当はこっちの道じゃなかったんじゃないか?」と思い、日本のスピリチュアル界の先駆者と言える有名な方のセラピスト講座を受けたのですが、体調を崩し、結局コーチもセラピストも両方を手放すことになりました。
そこからは、会社にはかろうじて行っていましたが、調子が悪くて早退や欠勤も多く、ほぼ引きこもり状態。
その後、当時付き合っていた彼氏にもフラれ、全てを無くした私は、そこでやっと、身軽に飛び立てるんじゃないかという希望に目を向けることができ、フラれた次の日には、その彼に感謝の気持ちが湧いてくるという経験をしました。
その後、ゆっくりと、興味のあるセミナーを受けたり、写真のお仕事を頼まれたりと、外に出るようになる中で、「もうこのままじゃだめだ」と本気で進む覚悟をし、最初とは別のコーチの半年ほどの講座にかなりの勇気を持って飛び込み、目醒めに至りました。
普通に見れば、私はコーチになり、セラピストを目指した時点で、十分挑戦できているように感じるかもしれません。
しかし当時の私は、目醒めから程遠い眠りの中にいました。
大量のお酒に酔っ払っているような状態です。
ですから、感覚的には、「自分が自分の世界に責任を持って作っていくんだという責任者感覚」ではなく、「未来の自分がどうにかしてくれるだろう」という、他人事なのです。
セッションがうまくいかない現実を、自分の責任で改善していくことから、逃げていました。
セラピストも、今思えば、本当にやりたかったのではありません。
コーチ業がうまくいかないから、逃げて、他に救いを求めただけなのです。
結局、全てがうまくいかず、どん底を味わうことで、やっと私の中の本気に火が灯りました。
そこから、自分の責任で自分の世界を作っていくことに、勇気を持って向き合っていくこととなります。
そこからは、全てに勇気が必要でした。
まず、自分の魂に繋がり、どうしたいのかを受け取りながら目醒めて行ったのですが、そもそも自分の魂の声を聞くのが怖いんです。
これまで、いかに逃げていたかに、薄々気づいているからです。
どれだけ自分の魂に怒られるのか、ビクビクしながら、大きな勇気を持って向き合いました。
この辺りで、私は、本当の自分に目醒める方法のポイント①『自分の現状を認める勇気』と向き合っていたことになります。
そして、やはりコーチの仕事がしたいことをしっかりと自覚し、自分のダメさ加減に泣きながら、必死で色々な挑戦をしていき、その結果、目醒めに至ることができました。
この私の経験だけではありません。
やはりクライアントなどを見ていても、人から見てどれだけ行動できているかどうかよりも、
どこか何かに期待をしているような他人事の感覚や、痛みから逃れようとする守りの感覚から完全に抜け出し、本気で「自分が自分の世界に責任を持って作っていくんだという責任者感覚」を伴って行動しているかどうかが、目醒めに至るかどうかの分かれ目だと感じています。
これは、何をするかではなく、その時の自分の意識がいる「次元」の問題なのです。
いわゆるコンフォートゾーンを抜けて、今より高い次元の感覚に自分を持っていく必要があり、実際には、何が何だかわからないけど、とにかく必死でもがいて泣きながら進むくらいのことです。
そう、よく「バンジージャンプ」に例えられていますが、それくらいの、怖いものに挑戦する勇気が必須なのです。
ちなみに、このコンフォートゾーンを抜ける時の感覚は、もちろん個人差はあるので一概には言えませんが、年齢が低いほど、大変ではない傾向があるかもしれません。
年齢が低くなるにつれて、囚われが少ない状態で生まれてくる割合が多いからです。
人によっては、楽しんで上がっていける方もいるでしょう。
アラフィフで、40歳まで超ヘタレな人生を送ってきた私にとっては、羨ましい限りです。
しかし逆に言えば、今アラフォーアラフィフで、これまでが何者でもなく、自分の人生を生きてこなかった人でも、諦める必要はありません。
実際につい最近、そんなアラフィフの二人のクライアントが目醒めに至りました。
今、本気で向き合えば、残りの数十年を、本当の自分として、思いきり魅力や能力を輝かせ、生き切ることができるのです。
最後に
今回は、本当の自分に目醒める方法 超重要ポイント②として、『自分の限界を突破する勇気』のお話でしたが、いかがでしたでしょうか?
私がこうして、現実をありのままにお伝えするのは、やはり本気で地球を次元上昇させたいという願いがあるからです。
スピリチュアルや目醒めの入り口として、楽しくフワフワした感覚を持つ時期も必要です。
それは、恐れの中で生きていた人にとっては、大きな救いになるでしょう。
しかし、目醒めには程遠いのにもかかわらず、そこで満足してとどまってしまったら、せっかく本当の自分で思いきり人生を生きたいと願っているあなたの命を、生かしきれずに終わってしまいかねないのです。
どうか、本当の自分を生きることで、周りも、地球も幸せにする生き方を、一人でも多くの人が選択することを、心より願っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後に
目醒めに向かうための大切な「土台」となるマインド術を学びたい方はこちらからどうぞ⬇︎
難しさや、ややこしさをできるだけ取り除き、最大限にシンプルにお伝えしています。
大切なあなたの人生をムダなく最高に豊かなものにしていけますように。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
また、30分の無料相談も受け付けております。
魂目線で観た「現状」と「今すべきこと」をお伝えしますので、お気軽にご利用ください。