今日は、次元によって捉え方が全く違う、「愛」について書いてみたいと思います。
3次元的な愛
3次元での愛は、基本的に
「自分を満たすためのもの」であると言えるでしょう。
そして、3次元のあり方とは?
まずはこちらを
人は、育てられる中で、親や身の回りの人、学校、世間などから、いろいろな「考え方」や「正しさ」などを刷り込まれます。
周りの人の発言や態度により、ブロックと呼ばれる間違った思い込みができたり
衝撃的な思いをすることによって、トラウマと呼ばれる思い込みができることもあります。
そして実はそれ以前に、遺伝子レベルで、恐れや罪悪感をもち、我慢や犠牲の精神で自分を抑えてしまう性質も、私たち人間には備わっています。
自分の気持ちや考えだと思っていても、誰しも知らず知らずのうちにこういった何かに囚われているものなのです。
そして、目醒めるということは、こういった様々な無意識の「囚われ」を手放し、魂の自分そのままで生きるということ。
自我(エゴ)で生きる人生から、真我(魂)で生きる人生へと進化するということです。
3次元のあり方とは、程度の差はあっても、このように、恐れや罪悪感を根底に持ち、様々な囚われがある状態で、本来の自分に目醒めていない「眠り」の状態を言います。
こういった3次元では、自分の「価値」が完全だと思えていません。
「何もできなくても、自分の価値はある」と知識はあっても、深い部分でそうは思えず、完全ではない自分の価値を埋めるかのように、人から満たして欲しいと思っていることがほとんどではないでしょうか。
そこを刺激するものが「情」です。
ですから、基本的に相手が喜ぶ(情が動き、満たされると感じる)ことをしてあげるのが愛だと考えます。
自分も、情が動き、満たされるような言葉や行動をしてもらうことで、愛されていると感じるはずです。
もちろん、家族などへの見返りを求めない愛もあります。
しかし、実は無条件の愛とは違うことがほとんどです。
恐れや罪悪感が根底にあると、愛を受け取りたいと真っ直ぐに思えず、自分でも意識していない部分で受け取り、自分を満たそうとしてしまいます。
極端な例で言うと
怒ることに蓋をし、盲目的に人に尽くし「与えることができる自分」によって自分の価値を埋めようとしたり、
何かを買うことで、商品だけでなく店員さんとの楽しい会話を受け取ろうとしたり、
可哀想な自分を見せることで、同情を受け取ろうとしたりと
無意識に何かしらの歪んだ形で受け取ろうとしてしまうのです。
昭和の良妻賢母も、この一つです。
この段階にいる人は、まずは意識的に人に受容してもらうプロセスが必要になります。
もし、愛を行動や言葉で受け取りたいと自覚し、相手にそれを示してほしいと素直に言えるようであれば、かなり健全で、4次元あたりまで進んでいる可能性が高いです。
3次元の愛では満たされない
3次元の世界で「愛」と捉えられている「情」は、満たされるために欲しいと思うものですが、残念ながら、実際には「情」で満たされることはありません。
これは、一時的な満足感なのです。(満ちるためのきっかけにはなるかもしれませんが)
ですから、3次元のあり方でいる限り、いつまで経っても欲しいままが続き、もらえない場合は、抑えるか、違う相手を求めるしかなくなります。
自分を満たすことができるのは、「情」でもなく、「人」でもなく、自分だけだからです。
そしてそれは、何かで埋めるように満たすのではなく、「自分は満ちていない」という囚われから抜け出すということ。
根底に持っている、恐れや罪悪感によって、「情」に価値を置いてしまう自分から抜け出すということです。
その、すでに満ちている自分を前提に、自分が本来持っている可能性を開いていくことにより、器が大きくなり、さらに豊かに満ちていく好循環に入るのが、5次元的なあり方になります。
5次元の愛
一方で、5次元の愛は
「確固たるもの」と言えます。
情のように、ゆらゆらと揺れ動くものでなく、どっしりとそこにあるものなのです。
自分はそもそも満ちている存在で、より心豊かに愛に満ちるためには、「自分がどうあるか」のみ。
基本的に、人から満たしてもらう必要性は感じません。
もちろん、人は一定ではないので、欲しい時は欲しいと言えばいいだけのことです。
そして、自分が「確固たるもの」の愛の状態である時、人に対して自然に、相手の本質的な幸せに対して働きかけることになります。
相手のエゴを尊重するのではなく、相手の魂を尊重するイメージです。
ですから、当然、表面的には嫌な思いをさせることもあります。
関わらないことや、離れることを選択する場合もあります。
この時、個人的に「自分がどう思われるか」のような感覚はありません。
それが、相手の魂を尊重し、本質的な幸せのための、愛の発揮の仕方だからです。
これは、相手が家族やパートナーだとしても、それ以外の相手であっても、基本的には同じです。
「確固たるもの」として自分も存在し、相手との関係性や、どう接するか、についても、「確固たるもの」として、自然に接するのみ。
そして、確固たるものを感じない相手に関しては、パートナーとしては存続できないということになります。
なんだかとても難しい言い方になりましたが、簡単に言えば、3次元的な「情」で動くことはなく、かといって、頭で色々考えて動いているわけでもなく、感覚的に「本当はどうしたいか」に素直に従って動いているだけです。
そして、その元となっているのが、「目醒めた自分」ということ。
3次元のあり方に比べ、とてもシンプルだと思います。
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最後に
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